長浜市、旧浅井町の自然豊な街で、S様邸新築工事をさせて頂きました。
情緒豊な薪ストーブが、家族団らんをよりいっそう深めてくれそうです。

設計:MAFIS_design.
施工:トクエホーム有限会社西川技建工業
photographer:川村 憲太

薪ストーブの煙突が、かわいらしく空に向って突き出ているS様邸

もう少し寄り気味にすると、セルリアンブルーの玄関ドアが、 アイボリーの外壁によく映えます。

玄関をはいってすぐが和室。

振り返ると実はL型の土間があります。雪の多いことでも知られる湖北地方。
寒い外から雪をはらうことなくすぐに中に入っても、土間なので大丈夫。自転車の修理や縄跳びくらいなら、優にできる広さです。

まずはリビングです。立派な薪ストーブが鎮座しています。その右奥、ひときわ日当たりの良いところは・・・

3人のお子さんたちのこども部屋。勉強机やロフトベットは作りつけ。勉強机をパーテーション代わりとなり、
オープンなスペースながらも、プライベートも保てる空間です。
ロフト部分にはかわいらしいイラストも入っています。勉強机の側面が階段となっていて、簡単にロフトへ上がれます。
共有スペースがおおいので、まだ幼いお子さんたちにはピッタリ。

子ども部屋は将来的には間仕切りし、個室にできる設計になっています。

さて、そんな楽しい子ども部屋のすぐ脇には、外とつながるウッドデッキ。

とても開放的な空間になっています。雨の日でも雪の日でも屋根のある空間なら濡れることもなし。
小さめのテントを張って、子どもたちだけでお家キャンプだってできますね。

さて、このウッドデッキはダイニングへと繋がっています。子どもは風の子元気な子、大人は家の子、寒いの嫌いの子。
元気よく遊んでいる子どもたちを尻目に、ママは家の中でくづろぎtimeでも外の様子がよくわかるので安心です。

さて ここからは、水廻りをご紹介していきましょう。
リビングから見える範囲に、調理家電がほとんど見えないところまずオシャレ。冷蔵庫までパッと見にはわからない配置に!
調理スペースが一段低くなっているところも注目!おかげで散らかりがちな作業スペースはリビングからほとんどみえません。
もっと深く考えてこのような設計に。実はキッチンで立って食事の準備中、カウンターに座る人と目線が同じになるように設計されています。

ステンレスの天板は、掃除しやすくお手入れ簡単 。
またキッチンスペースには限りがあるので、ビルトインのオーブンなら、置き場所になやむことはありません。
群青色のタイルが、アクセント。タイルにフライパンなど掛けられるように、アイアンバーが最初からついています。

続きましてランドリー&ラバトレイスペース

家族みんなで入れるぐらいに、洗い場が広くなっているバスルームに、裸電球がかわいらしいちょっと広めのトイレ。

2階へ続く階段をあがります。開放的な吹き抜けです。

階段を上がって左側は、書斎スペース。なんて素敵な書斎でしょう。こちらもアクセントにコバルトブルーの壁紙。
書斎のテーブルは、香りのいい杉板一枚もの。使い込めば使い込むほど味がでてきます。

リビングやウッドデッキやお子さんたちの遊ぶ気配も、書斎からわかる、とてもハートフルな設計です。

階段を上がって右側は、夫婦の寝室に。 東の窓からは、自然豊かな浅井の山々を一望できます。