K様邸施工レポート ただいま施行中レポート

1. Before(外部)

昭和50年代の昔ながらの田の字型家屋。 窓は冬に備えての雪囲いで覆われています。

2. Before(内部)

老朽化が著しく、冬は寒く床に段差もあり、生活の不便を感じます。

3. 屋根工事

以前の瓦は撤去処分し、屋根ルーフィングは、高耐候性のあるチャンピオン ルーフィングで下葺しています。

4. 屋根工事

日本古来のいぶし瓦ですが、瓦一枚一枚をステン釘で留める引っ掛け桟葺き工法です。 以前の土葺では、地震で重い瓦が落ちる危険がありました。

5. 現状(2階)

2階和室と子供部屋です。今回のリフォームを機に内装を一新しました。

6. 内部解体工事(2階)

間仕切り・床板・天井全て解体したところ、80㎡の大広間が現れました。

7. 内部解体工事(2階)

土壁は、ジュラク調の左官仕上げですが、現代に合わないので、しっくい壁で仕上げることになりました。

8. 内壁 左官工事(2階)

しっくい壁を仕上げるには、平滑な面にする必要があり下塗りで不陸を直します。 また、上塗りを行うには十分乾燥させる必要があります。

9. 内壁 左官工事(2階)

一枚々を丁寧に仕上げます。下地造りは壁の仕上がりを左右する重要なポイントです。 下地の出来が良くないと、ひび割れの原因ともなります。

10. 内装仕上げ(2階)

フローリング貼り、漆喰仕上げ、天井表しの空間が出来上がりました。

11. 2階ホール完成

レースウェイによるスポット照明を5灯×3列設けました。 以前は、和室&子供部屋として間仕切られていた暗い部屋に灯りが射し込む空間に。

12. Before(外部)

外回り(北面)全景です。サッシ(1枚ガラス)木製雨戸、腰板貼り、白壁、日本瓦(葺替済) 全て長年の風雪に耐え老朽化が著しいです。

13. 外壁改修工事

新しく断熱サッシに入れ替ました。土壁部分には、防風透湿シートを貼ります。

14. 外壁改修工事

鉄板サイディング(8山タイプ)を採用しました。 縦ラインは強く耐久性に優れています。 また、現状寸法に合わせて工場生産するので端材が少ない。

15. 外壁改修工事

スッキリと仕上がりました。 耐震性能・耐凍害性能・断熱性能など新築にもリフォームにも対応しています。 何より15年保証の塗装技術もすごい!

16. 内装工事(1階)

1階水廻りのリノベーションにおいては、他の部屋を汚さないように、ブルーシートの上に養生用パネシートを敷き詰め配慮しています。

17. 内部解体工事

既存の間仕切りと床組の解体です。以前は、束石の上の床組では、土中からの湿気でジメジメしていてシロアリも見られます。

18. 床組

防湿コンクリートを打設しました。 これで土中からの湿気を防ぎます。 実際のお住まいの床下を拝見するのですが、カラっとしています。

19. 床断熱工事

根太間の白いマットが床用断熱材(床トップ)です。 湖北のリフォームで必須の断熱リフォーム工事となります。

20. 床断熱工事

全面に構造用合板を張れば床下地の完成です。 この上にお好みのフローリングで仕上げます。 床暖仕様の下地にもなります。

21. 壁断熱工事

土壁部分には、サーモバリアを気密テープにて下張りします。 天井には、下地組の上に高性能グラスウール(マットエース)を敷き込んでいます。

22. 間仕切り工事

床組ができ、間仕切り壁の下地組、天井の下地組へと作業が進んでいます。 階段は、プレカットによるセットオン階段で安全性と作業効率が上がります。

23. 窓リノベ【Before】

先進的窓リノベ事業は、断熱窓への改修を促進し、既存住宅の省エネ化を促す事業です。 湖北の冬の寒さ対策には、窓の断熱化は必須です。

24. 窓リノベ【After】

壁と窓を断熱改修することで、光熱費:特にエアコンの消費電力が下がります。 近年の地球温暖化による酷暑には必要な対策ですね。

25. 窓リノベ【Before】

曇りガラスは半端なく結露します。 窓下にタオルは欠かせない状況です。

26. 窓リノベ【After】

断熱サッシを採用しました。 スッキリした窓枠にペアガラス仕様です。 これが一番の寒さ対策です。

27. 窓リノベ【Before】

和室の木製建具です。 隙間風も多く寝室としては、耐えがたい状況でした。

28. 窓リノベ【After】

改修に合わせて木製建具だった掃き出し窓を断熱サッシに変更しました。 木目調の枠を採用したので、和室にマッチしています。

29. キッチン【After】

システムキッチンはTOTOミッテです。 収納力が抜群のフロアーキャビネットがとても使いやすそうです。

30. ダイニング【After】

ダイニングを中央に置ことで、洗面脱衣室~玄関~リビングルーム~トイレ~階段等の 家族の動線が重ならない工夫があります。

31. 洗面脱衣室【After】

間取りをL型にすることで、無駄のないコンパクトな空間にすることが可能です。 ドラム式洗濯機の騒音にも配慮した設計です。

32. トイレ【After】

タンクや給水管だけでなく、トイレットペーパーや掃除道具などキャビネット内にスッキリ収納できるタイプです。